※この記事はガチ勢向けではありません。キャノンボールなどは紹介していません。
東京から大阪まで自転車で行く計画を立てたど何を準備すればいいかわからない。
道はどんな感じなのかな?泊まる場所は?自転車が故障したらどうしよう?
いろんな記事を読んだけど、実際何日間で走り切るのがいいの?
自分もこのような不安を持っていました。でも実際、東京から大阪区間を走り切りました。
走り切ってみたい方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
いろいろ詳しい話を話す前に、事前知識を入れておきましょう。
東京~大阪間の基本知識
- 走行距離
- 道の状態
- 経路
- 風向き
- 獲得標高
今回の記事で紹介する道は国道1号線沿い(東海道沿い)で説明します。
走行距離
最終的に走る距離は、500km~550kmの範囲になると思います。
自分が実際に走った距離は520kmくらいでした。
道の状態
当然、長距離自転車旅に悪路はつきものです。
上の写真の通り、道も狭く交通量が多い道もあります。それに加え、悪天候などが重なると、
神経がすり減り結構疲れます。
経路
いろいろな道を選択できますが、おすすめは、国道1号線沿いの道になります。
ナビの通り進んでいたのにいつの間にか、自転車で通ってはいけなさそうな道に
入ってしまったよ、、どうすればいいの?
実際私も、三重県の亀山バイパスに入ってしまったよ。
そういう時は、一番最初の出口から、出よう!
実際に、東京から大阪間を自転車で行く人で同じような失敗をしている人が多いようです。
風向き
東京から大阪に行く場合、風問題に必ずと言っていいほど直面します。
日本は偏西風の影響を多く受けます。風速6mを超えてくると、かなり体力をもっていかれます。
風の向き風速が気になるならWindyというサイトを見ることをおすすめします。
獲得標高
国道1号線沿いで行くと仮定すると、大体4000mと覚えておきましょう。
特に上るのは、箱根 三重県から大阪府に入る区間と覚えておきましょう。
覚悟してたら、少し楽かも?笑
日数のおすすめ
いろいろな記事さんで、3~4日と書かれていますが私はあまりオススメできません。
私は、4~5日間を強くオススメします。特に5日間をオススメします。
- 日ごろから自転車に乗っていて(毎月700km以上)、峠を越えた経験がある人。
- お金に余裕がない人。
- キャノンボールに挑戦したい人。
- めちゃくちゃ自転車に乗ってるわけではない人。
- お金に余裕がある人。
- なるべく余裕を持ちたい人。
5日間をオススメする理由
自分は月に200km~300kmくらい走っていました。
大きい自転車旅といえば、東京から千葉県銚子市に行くとか、江の島に行くくらいでした。
もちろん峠を越えたこともないし、普通のenjoy勢です。笑
実際大阪に向けて出発し、1日目で箱根を超えて静岡県三島市に宿泊しました。
問題は2日目です。
まだ体が慣れていないのもあり、全身激痛!
結局2日目は早めに休憩をとり、静岡市(三島市から65kmほど)で宿泊しました。
3日目以降は、体も慣れてきて走れるようにはなりました。
この経験から5日間を強くオススメします。
費用
おおよそ、40000~50000円くらいあれば問題ないと思います。
安く抑えたいのなら、ネットカフェなどに宿泊することをオススメします。
食費をケチるのはあまりオススメしません。
自分が何回か経験したことなんですが、ご飯を食べなかったりしている状態で自転車に乗り続けると
ハンガーノックといった危険な状態に陥ります。
体がしびれてきたら確実に前兆です。ご飯はめちゃくちゃ食べましょう!
宿泊施設
野宿や、キャンプ場といった手段もありますが疲れをとるためにも以下をオススメします。
- ビジネスホテル
- ネットカフェ
- 温泉施設 スパ
ビジネスホテル
私はすべてビジネスホテルに宿泊しました。16時頃まで自転車に乗ってコンビニ休憩をしている時に
Booking.comさんを利用して、宿を探していました。
例:1日目の計画 東京から三島間
小田原で三島市の宿泊施設を予約、小田原で休憩した後、三島に向けて出発
ネットカフェ
予算に限りがあって、少しでも安く抑えたい方にオススメです。
実際、快活クラブさん(静岡駅南口店)ですと、3430円です。
完全鍵付き個室などを利用すれば十分に体を休めることができると思います。
温泉施設 スパ
案外忘れられがちな、温泉施設 スパです。
自分も最近旅行をしている時、なんで今まで思いつかなかったんだろうと思いました。
温泉施設 スパには、リラックスルームというものがあるところが多くあります。
値段は5000円前後とビジネスホテルやネットカフェに比べたら少し高いですが、
温泉も入れて設備もかなり充実しているので、1日だけ温泉施設 スパを利用して
疲れをとるのもかなりオススメします。
持ち物
- 2日分の服装
- パンク修理キット
- モバイルバッテリー
- スマートフォン
- 財布 4~5万円
- サイクルコンピューター(できればナビ機能があるもの)
- 骨伝導イヤホン
- サドルバック
- フロントバック
- 輪行袋
- 痛み止め 湿布
東京から大阪 自転車旅をするうえで必要なもの
- 事前の計画
- 体力
- メンタル
- 道についての知識
- 1万円(現金)
- 自転車のメンテナンス知識
事前の計画
計画と言ってもすごくしっかり立てる必要はありませんが、ある程度計画しておいた方が
楽です。
なんとなく、このあたりで今日は一泊することにしようとか
このあたりを前もって決めておくと、メンタル的に少し楽になるかもしれません。
体力・メンタル
まったく体力がないと1日目はどうにかなるかもしれませんが、2日目以降
旅を継続できるかわかりません。
実際に、1日目がすべての日数の中で一番しんどかったです。
2日目はもともとある体力とメンタル勝負になると思っておきましょう。
道についての知識
1万円(現金)
旅にトラブルはつきものです。最低限の現金も持ち歩くようにしましょう。都内などの場所では
キャッシュレスが普及してますが、まだまだ対応していないところも多くあります。
1万円でも持っておくと安心です。
自転車のメンテナンス知識
長い旅路です。パンクしたり何らかのバイクトラブルに会うかもしれません。
そういう時、山の中だと詰みます。そんなときのためにも、最低限のパンク修理などはできたほうが
良いと思います。
これだけ聞くとハードルが少し高いようにも思われますが、実際私は、動画だけ見て
一回も修理したことがない状態で旅を出発したので何とかなります。笑
東京から大阪に自転車で行くときの注意
しっかりご飯は食べましょう。まだ腹減ってないから大丈夫と油断していると、
ハンガーノックになってしまいます。腹が減っているなと気づいた時にはもう手遅れです。
30km目安くらいで小休憩をはさみましょう!
最後に
東京から大阪まで自転車で行くというなかなかワイルドな計画を立てれたあなたなら
きっと達成することができると思います。ずっと向かい風だったり、きりのない坂だったり
メンタル的にも身体的にもかなり疲れると思います。
しかし!大阪に着いた時を想像してみてください。最高に気持ちがいいです!
私は友達と高校生の時に成し遂げました。
間違いなく一生の思い出になります。この記事を読んだあなたならきっと成し遂げられると
信じています。それでは、よい旅を